5:複数の出口を作ろう!

続いて、「複数の出口」を用意する重要性についても学びましょう。「複数の出口」って何かって?今から解説します(^^♪

まず、お客さんによって、希望する注文手段は異なるという事実があります。支払い方法として代引を好む方もいれば、クレジットカードを好む方がいらっしゃるように、注文そのものの手段も、人によって好みが違うのです。

例えば、ネットショップから注文をするのが好きな方もいれば、「ネットは不安だから、注文できない...できれば電話で注文したい」という方もいらっしゃるんですね。

ネットショップの各ページが、お客さんから見てネット上の「入り口」だとしたら、注文手段は「出口」です。お客さんの好みに合わせて複数の「出口」を用意してあげましょう。都合でネットショップから注文できない方のために、異なる「出口」を作ってあげましょう。例えば、

  • ファックスで注文
  • 電話で注文
  • メールで注文
  • ハガキで注文

これだけ用意すれば十分でしょう。

私が運営していたネットショップでは、ネットショップからの注文が8割、他の手段をあわせた注文が2割程でした。もし、「出口(注文手段)」をネットショップだけに限定していたら、年間数百万円分の売上げをみすみす逃すことになっていたと思います。

具体的にどのようにすれば上記で挙げた出口(注文手段)を作ることができるでしょうか?これも簡単です。

ファックスで注文を受ける場合

ファックスの注文用紙をMicrosoftWordなどで製作して、ネットショップに掲載します。そして、「ファックスからの注文をご希望の場合は、下記内容を明記して●●●まで送信するか、こちらのファックス注文用紙をご利用下さい」と明記するだけでOKです。

完成した注文用紙は、PDFという形式で保存すると、汎用性が高く、誰でも使える可能性が高くなります。手元のソフトが対応していない場合は、無料のオープンオフィスを利用すると良いでしょう。

これで、「ネットでは安心できないけど、ファックスなら...」といったお客さんや、家にパソコンが無くて職場やネットカフェなどでショップをご覧になるお客さんを逃す確率が減ります。

私が実際に使っていたFAXフォームをサンプルとして次のページに掲載しておきますので、参考にして下さい。

5:複数の出口を作ろう!  –  ネットショップ売上げ底上げプロジェクト
FAX注文用紙のサンプル(※アドビ・イラストレーターを使用して作成)
電話で注文を受ける場合

ファックスのときと同様、ネットショップに「お電話でのご注文はこちらからどうぞ。XXX-XXX-XXXX」と記載します。その際、営業日と営業時間も一緒に明記すると良いでしょう。

実際に、お店の人と喋ってから注文をしたいというかたは意外に多いです。そして、私の経験上、電話注文をされるお客様はリピーターになる確率が高く、1回の購入単価も高いことが多いです。直接喋ることが、信頼度アップ&他店との差別化につながっているのです。

日中、電話に出れない場合は、留守電で注文を受けるのもOKでしょう。留守電のメッセージに、

「こんにちは!●●ショップ、ご注文受付センターです。お客様のお名前、お電話番号、折り返しをご希望の時間帯、そして、ご希望商品の商品番号、商品名、個数、サイズを発信音のあとにお残し下さい。翌営業日までに担当からご連絡いたします。(ピーッ!)」

と残せば大丈夫です。もし電話注文を受けるのであれば、電話番号を全てのページのヘッダーに大きく明記することをお勧めします。実際に電話で注文しない人も、電話番号を見ることでショップに対する信頼度が増すことが分っていますので一石二鳥です。

(家の電話が使えない場合は、スカイプを利用しましょう。)

はがきやメールで注文を受け付ける場合

この場合もネット上に、

「メールでご注文をご希望の場合は、下記の内容を明記して、●●@●●●.comあてに送信して下さい。その際、件名は「メールオーダー」でお願いします。」

【必要事項】
お客様のお名前、ご住所、お電話番号、ご希望商品の商品番号、商品名、個数、サイズ

又は、

「ハガキでのご注文は、下記項目を明記して、こちらの住所まで送って下さい。」 

【必要事項】
お客様のお名前、ご住所、お電話番号、ご希望商品の商品番号、商品名、個数、サイズ

といったメッセージを明記するだけです。

以上、「出口(注文手段)」を増やすことについて説明しました。ちょっとした作業で年間2割は売上げがアップしますので、ぜひ取り入れてください。

続いて、「出口を減らす」ことの重要性についてお話します...

あなた:
「清水さん、今さっき「出口を増やしましょう」と力説していたのに、今度は「出口を減らす」って、いったい私はどちらを信じればいいんですか!」

わたし:
「両方信じて下さいよ。なぜなら...(ニヤリ)」

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