9:「10秒で立ち去る」訪問客をサイトに釘付けにするには?

彼らを引き止めるためには、アボーブ・ザ・フォールド内(※)に「強力なメッセージ」を明記して訪問者の心をワシづかみにしなければなりません。

※アボーブ・ザ・フォールドとは?
英語で、Above-The-Foldと書きます。また、「アボーブ・ザ・フォールド」は、「ファーストフォールド(FirstFold)」とも呼びます。両方とも、ブラウザが開いたときに表示される部分を指します。詳しくは、こちらのビデオを見て下さい。

このサイトでは何を売っているのか。それを買うとどんな生活が待っているのか。

それが、一瞬で伝わるショップができれば、偶然訪れた人達に10秒以上サイトに残っても貰うこともできますし、オプトイン・オファーに登録してもらうことも初めて可能になるのです。アボーブザフォールドに表示すべき要素をまとめると、

  1. 分かりやすいショップのナビゲーション(メニュー)
  2. オプトイン・オファー(後の章で詳しく説明します)
  3. ヘッドライン(USPを含むあなたのショップの売り)

の3つになります。最低でもこの3つを、アボーブザフォールド内に表示することで、売上げは確実にUPします。

(ショップは改善を繰り返すことでコンスタントに売れるようになっていきます。一度作ったら終わりではありません。常に改善をこころがけるようにしましょう)

それから更に重要なポイントがあります。もしこの「最初の10秒」という短時間のうちに勝負が決まるとしたら、「10秒以上サイトに残る明確な理由」を表示する以外にももう1つ、神経質にならなければならないことがあるのです。

それは、なるべくお客さんの邪魔をしないということ。

「お!このショップは面白そうだ」と一瞬思ってくれたお客さんが、さらに詳しいリンクをクリックしようとメニューを探したら、見当たらない...

これではお客さんは去ってしまうでしょう。ただでさえ色々なことで忙しいのです。分りにくい(使いにくい)サイトからは、お客さんが面白いように離れていってしまいます。本気で売上げを伸ばしたいのなら、「分りやすいショップ」は大前提なのです。

(英語でメニューバーを、「New Items」、「About Us」、「Recommend」、「Contact Us」、「Brand list」、「View Cart」、「Sign Up」という風に埋めている人や、変わった位置にメニューを表示している人は、すぐに直したほうがいいでしょう)

あなた:
「でも...お客さんにとって分りやすいサイトって言われても、どうしたら良いのか基準がわかりません」

わたし:
「お客さんを逃さない、分りやすいサイトを作るには...」

  1. ショップを「一般的な形」にする
  2. 訪問者が「予測している形」にする

ずばりこの2点にだけ注意するだけでも、売り上げがアップすることが分っています。簡単ですよね?独自のデザインでメニューを斜めに配置してみたり(←想像し難い絵ですが、実在するサイトです)メニューの文字を英語で書いたりしてしまうと、ショップオーナーのエゴは満たせますが、お客さんにとっては「分かりにくい」サイトになってしまいます。

ズバリ言います。分りにくいサイトはお客さんを逃すサイトです。

「売りたい」のなら、「夢をかなえたい」のなら、
エゴを捨てて迷わず「分りやすい」サイトに徹するべきです。

これを勘違いして、ショップの型をオリジナリティー全開にして、半年とか1年もかけて取り組んでいる人がいますが(タイプAの人ですね)、この行為って、訪問者の予測を裏切ることで逆に「分かりにくい」ホームページを作ってしまっていることに気がつかなければなりません。

一般的な形や、訪問者が予測している形って、いったいどんな形だと思いますか?

それは、お客さんが「普段使っているサイト」の形です。

例えば、Yahoo!やGoogleのトップページを見てみてください。あれなどは、多くの人が使うサイトとして慣れ親しまれている形の代表ですよね。

それに、Yahoo!やGoogleが何年もの月日と、お金をかけて「もっとも使いやすいデザイン」として選んだものがあの形なわけですから、あなたのショップも基本的な部分を参考にすれば間違いはありません。(もちろんYahoo!やGoogleはショップではないので、まるまるコピーすることはできません。ベースとなるコンセプトを読み取って、ショップデザインに応用していく作業が必要になります。)

前のページ:

次のページ: