10:見易さ、コントラスト、文字の色

例えば、メニューの位置とか、背景色、文字の大きさ、文字の色などなど、できるだけ多くの人に親しまれている形にするのです。そして、もし大きく変更する場合には、その変更で売上げがアップするのか、それとも下がってしまうのかを計測した上で、最終的に判断をくだしてください。

例えば、100人訪れて、5件売れるのか?それとも2件しか売れないのか?ってことを計測しながら、デザインの変更をするのです。

1つだけの条件を変更して行うテストのことを「A/Bスプリット・テスト」、または単に、「A/Bスプリット」と言います。ポイントは、他の部分は全く同じで、変更する箇所は一箇所のみというところです。そして、テスト期間中は、その他の条件には一切手をつけません

例)1週間ごと区切って、最初の1週間は【背景が黒、文字が白】で表示(テストA)、次の1週間は、【背景が白で文字が黒】で表示(テストB)の条件で、各1週間の注文数合計をユニークユーザーの数で割った「成約率」を比較します。

テストA:背景が黒、文字が白 テストB: 背景が白で文字が黒
注文数15件、ユニークユーザー数800人
     >>> 15÷800=1.875%
注文数20件、ユニークユーザー数930人
     >>> 20÷930=2.15%

(結果)テストBの成約率が高いので、「背景は白、文字は黒で表示した方が良い」ということが分ります。「売れているサイト」は基本的に、

  • 背景は白
  • 文字は黒
  • メニューバーをページのトップとサイド、そしてフッターに配置する

の3つが揃っている場合が殆どです。

オリジナリティーを出して売上げを逃すよりも、まずはこの基本で儲けることに集中しましょう。あなたのここでの目的は、自己表現ではなく「売上アップ」であることを忘れないように。ポイントは、

「自分がカッコ良いと思うデザイン」ではなく、
より一般的なデザインにすること。
大きな変更をするときは、必ずテストをしてから決めること

この2つを忘れないことです。

あなた:
「でも...やっぱりかっこ良いショップにしたいんですけど...」

では、ショップの目的を再確認してみましょう。あなたのショップが成し遂げなければならない最も重要な目的は...

販売すること!

これにつきます。カッコ良いショップでお客さんを驚かすことでもなければ、プログラミングのテクニックを見せる場所でもないのです。

動画も画像も、販売の補助として使うべきであり、カッコ良い動画や画像を使うために、ショップのデザインを組んではいけません。それでは売上げを逃すことになり、本末転倒です。

「分りやすいサイト」にするためのポイントは他にもあります。

  • 購入までのクリック数を限りなく減らす(クリック数が増えるほど、去るお客さんの数も増えます)
  • ページのレイヤーを減らす(階層が何重にもなっているホームページは使いにくいです)
  • 商品数が多い場合、カテゴリに分けて表示を見やすくする
  • どのページでも、ナビゲーションが同じ位置に来るようにする(直感でサイト内を動き回れるデザインが重要です)
  • 外部へのリンクは表示しない(お客さんの意識を、あなたのショップだけにフォーカスしてもらうことが重要です)
  • クールさよりも、分かりやすい言葉で表示する(英語のメニューとか、直感でわからないものは避けましょう)

これらも、非常に重要です。「分りやすいサイト」をつくれば、お客さんの邪魔をしないで済みます。「分りやすいサイト」なら、お客さんを混乱させて10秒でブラウザの「戻る」ボタンを押させてしまう確率も格段に減るのです。つまり...

同じ数のアクセス数で、売上げがアップしちゃう!!!(←素晴らしい

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