2.市場を決める:「欲しがる人がいない商品を扱ってはいけない!?」

次に、今まで言ってきたことと全く逆のことを今から言いますから驚かないでくださいね。成功するためには、「情熱を感じる分野を選ぶ必要がある」と言ってきましたが、実は情熱を感じる分野を選んだからといって、成功が約束されたわけじゃないんです。

たとえ、あなたが情熱を感じたとしても、他の人がそれに同意するとは限らないからなのです。ほとんどの場合は、私やあなたが情熱を感じることに対して、他の人は関心を持っていませんし、求めてもいません。

この理由から、下準備をせずに、自分が情熱を感じている分野でいきなりビジネスを始めてしまうと大変なことになります。

例えば、犬の洋服作りが好きな人がいるとします。「私は犬の洋服を何年も作ってきて、友達にも評判!もう何十着って作ったし、それを売ってくれっていう人までいるんだよね~。コレはビジネスになる予感…」って感じに、いきなり「犬の洋服」ビジネスを始めちゃうとします。

業者に犬の洋服の型紙を渡して、1000着、例えば100着ずつ10種類をオーダーして作ってもらい、何十万円って経費がかかりました。更に、ホームページも業者に製作してもらい、その費用も何十万円とかかりました。さて、「商品も出来上がってきたので、オープンするぞ!」と、ここで気が付くのが、誰も買ってくれないという事実。

また、あなたは切手が大好きで、色々詳しかったとします。いわゆる切手コレクターってやつです。(私の兄がそうでした。)

切手コレクターのあなたは、切手を保管するための便利なフォルダーを発明しました。そして、「これは売れる!なぜなら、こんなに便利な切手フォルダーはなかったから!湿気も防げるし~」と興奮して、実際に何百個も作ってしまったとします。

まあ、実際に自分で発明しなかったとしても、「海外で見つけて何百個も仕入れた」と考えてもらってもOKです。とにかく部屋には、自信満々で作った(または仕入れた)切手フォルダーが山積みです。

このビジネスも...
ほぼ100%の確率で失敗します。マジです。

なぜ失敗するのかを詳しく説明する前に、他の例も引き続きみていきましょう。

あなたが本を書くとします。何ヶ月もかけて最高のものができました。早速、1000冊自費で印刷し、ホームページで販売を始めたとしたら?さて、売れるでしょうか。

これもほぼ100%売れません。マジです。

バンドがCDを作る時も同じです。「いい曲が出来た!最高傑作だ!メンバーで金出し合ってCD作るぜ!!!それも1000枚~」

さて、売れるでしょうか?これも、勿論売れません。あなたの友達や家族で、実際に上記のようなことをやって、全く売れなくて困っている人がいないでしょうか?

同じような例はたくさん存在します。

  • ヨーロッパから家具を仕入れたけど、売れない
  • 未来の明るそうな無名バンドのCDを仕入れたけど、売れない
  • 絶対の自信で情報商材を書いたけど、売れない
  • かわいい子供服を直輸入したけど、売れない
  • 映画が好きなので、ポスターを直輸入したけど売れない
  • アジア雑貨を仕入れたけど、売れない
  • アクセサリーを大量に作ったけど、売れない etc.

本人は、「これは売れるぞ!」って思っているのに、実際に仕入れたり、作ったりしてみると、全然売れない例は山ほどあるのです。

なぜだか分かりますか?答えは簡単です。ズバリ...

「お客さんが求めていないから」

欲しがる人がいないのだから売れるわけがないのです。簡単な話ですよね。

「宣伝が下手だから売れないんじゃないの?」って思った人もいるかもしれません。だったら、こう考えてみてください。どんなにテレビでコマーシャルを目にしても雑誌で広告を見ても、まったく興味がわかない商品ってありませんか?

例えば、私の場合なら、猫用のコタツとか。猫飼ってないから、興味なし(^_^)。ゼロ。何度広告を見ようが、ホームセンターに行って展示を目にしようが、足がとまることはありません。

なぜなら、欲しくないから。どんなに宣伝がうまくても、私には響かないのです。だって、興味ないから。どんなに素晴らしいものをあなたが用意しても、欲しがっていない人に売るのは非常に難しいのです。

ポイントは、「欲しがる人がいない商品を扱ってはいけない」ということ。当たり前のように聞こえますか?ですが、自分のこととなると分からなくなってしまうことが多いのです。重要なのでもう2回言いますね。

欲しがる人がいない商品を扱ってはいけない

欲しがる人がいない商品を扱ってはいけない

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