1:決済の準備をする-銀行口座を作る

お客さんからお金を頂く際の手段は、銀行振込、コンビニ振込、代金引換、クレジットカード等々、色々ありますが、とりあえず【銀行口座】、【ゆうちょ銀行(旧ゆうちょ)の一般振替口座】、【クレジットカード】、【代引】の4つを用意しておけばOKです。

他の作業も全て終り、ショップ運営がスムーズにまわり始めたらはじめて、他の決済手段も検討するようにしてください。

それでは、1つずつ詳しく見ていくことにしましょう。

銀行口座を作る

お客さんに振込でお支払い頂く場合、口座の名義を個人名よりも屋号(ショップ名)にした方が、より一層安心して頂けますので、是非この機会に屋号で口座を作りましょう。

私たちがネット通販で買物をする際も、個人名の口座に振り込むより屋号の口座に振り込む方が安心できますよね。

口座を屋号で作るのは、「安心度」の面でメリットがあるだけではありません。経理をする際にも、個人口座とお店の口座が分かれていたほうが、分かりやすいのでお勧めです。売上代金の入金や仕入代金、業務に使ったクレジットカードの支払い、諸経費の支払いなどが一目瞭然な形で残るので、ビジネスが上手く行っているのか、それとも何か改善が必要なのかを把握しやすくなります。

同じ理由から、全ての取引記録を分かりやすく記帳しておくことをお勧めします。法律で定められた一定のルールに従って記帳することで、税金面でのメリットもあります。くわしくは、『青色申告』で検索して調べてみてください。

それから、良い機会なので、個人事業主関係の本やネットの記事も読み始めてください。法律的な内容に関わるアドバイスはできませんが、私の経験をお話すると、ネットショップを開いた1ヶ月後くらいに、税務署に開業届けを出しに行きました。一応、心のくぎりをつけたかったからですが、法律上、提出する義務があるのか否かは、税務署で確認してみてください。それから、税金上メリットがあると言われたので、私は上記でもふれた青色申告の申請も同時にしました。

さてさて、話戻って、屋号の銀行口座を作るお話です。通常、屋号で口座を作ると、口座名義が【屋号+代表(個人名)】になってしまうので、別途書類(念書など)を提出して、お客さんが屋号と口座番号だけでも入金できるようにしておきましょう。(詳しくは金融機関に確認すれば教えてくれます。)

例)ショップ名が「タイ雑貨広場」で、あなたの名前が「佐藤たいすけ」だった場合

普通に口座を作った場合 別途書類を提出して、屋号だけで振込ができるようにした場合
タイ雑貨広場 代表 佐藤だいすけ
▲お客さんに伝える口座名(長い!)
タイ雑貨広場
▲お客さんに伝える口座名(短い!)
◎こっちの方がより良い
屋号で口座を開く際に必要なもの

銀行によってかなり異なるようです。私の場合は、当時のUFJ銀行に行ったのですが、同じ銀行なのに近所の支店では、「個人は屋号での口座は作れません」と言われたのに、少し離れた駅前の支店では、身分証明書だけで問題なく作れちゃいました(^_^;)

(この対応の違いは何なんだ~)

実際、インターネットで検索してみても、たくさんの人が本当に様々な対応をされている様子が分かります。こっちは、緊張してドキドキしながら銀行に訪れているのですから、ちゃんとした対応をして欲しいものです(^_^)

具体的には、身分証明書のみでOK な場合もありますし、税務署に提出する開業届けが必要な場合もあるようです。(銀行、支店、担当者、etc.によって全く異なる対応をされますので、驚かないように~(^_^))

ちなみに、私が今メインで使っている「ジャパンネット銀行」は、下記の条件を満たしていれば、屋号の口座開設ができるそうです。

「法人または営業性個人(満15歳未満の方はお申し込みいただけません。)のお客さまで、次の条件を満たされているお客さま

  1. インターネットを利用して事業を展開している
  2. ホームページがある(ホームページをお持ちでないお客さまはお申し込みいただけません。)
  3. 日本国内に居住、または商業登記されている
  4. 法令に反する業務を行っていない
  5. 公序良俗に反しないなどジャパンネット銀行の開設基準を満たしている」

ポイントは、日本に住んでいることとホームページを持っていることです。一度、口座を作ってしまえば、書類を提出することで屋号のみの口座表示もできますので、選択肢の1つとして検討してみてください。

私がジャパンネット銀行を実際に利用していて便利だと思う点を挙げてみます。

  1. 取引内容の報告(入出金のお知らせなど)がEメールで届く
    お客さんから入金があった時点で知らせてくれるので、わざわざ調べなくても済む。「雑務に追われて発送前の入金確認をし忘れていた!」などのうっかりミスも防げてとても便利!
  2. 24時間365日、入出金情報、残高などの口座情報をインターネットや携帯電話からリアルタイムに確認できる。
    土日だろうが、真夜中だろうが、いつでもリアルタイムに確認ができるのは最高!(これができない都市銀行もあります。)
  3. 振込み手数料が安い!            
    振込金額:3万円未満 52円(ジャパンネット銀行内)168円(他金融機関宛)
    振込金額:3万円以上 52円(ジャパンネット銀行内)262円(他金融機関宛)
    私は、都市銀行の法人口座も併用して使っていますが、それに比べると3分の1程度で済むので嬉しいです。
  4. ジャパンネット銀行からゆうちょ銀行の口座へ、ゆうちょ銀行からジャパンネット銀行の口座への送金がネットでできる。
    振込み手数料が294円と多少はUPしますが、時間と労力をセーブすることを考えたら、ネットで「ゆうちょ銀行←→銀行」間が自由自在となるのは、非常に助かります!(都市銀行はこれに対応していないところがあるんです。)
  5. 振込みが24時間365日できる。
    言うこと無しです!(夜中は使えなくなる銀行もあるんです・・・)
  6. 最高水準のセキュリティを誇ると言われるユーザー認証方式「ワンタイムパスワード」を使っている。
    安心です。
  7. 取引明細照会がPDFでダウンロードできる。(年月日に加え、取引時刻も表示されている。)
    通帳は不要!必要な時には印刷して普段はデータで管理!とても使い勝手が良いです。
  8. 振込・送金限度額やATM出金限度額、登録情報の変更ができる。
    ネットで解決が一番!店舗に出向いている時間なんてありません!(都市銀行で何度「窓口まで来て下さい」と言われたことか・・・)

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