11:商品数が少ない場合のPPC広告

オーバーチュア(Yahoo!のPPC広告)やアドワーズ(GoogleのPPC広告)に代表されるPPC広告では、ターゲット顧客が検索に使いそうなキーワードに入札(購入)して、特定のターゲット顧客だけに広告を表示し、実際にクリックされた時にだけお金を支払います。

簡単に言うと、あなたのショップに興味がある人だけに広告を見せ、実際にショップに来てくれた場合に限り広告費を払うということです。

今までの広告は、お店にお客さんが来ても来なくても、広告を出した時点でお金がかかっていましたが、PPC広告の登場で、少ない予算でより効果的な広告を出すことが可能になりました。予算が少ないショップオーナーにも非常に大きなチャンスが広がったことになります。

例えば、あなたのショップには商品が2個しかないとします。その場合には、その2個に関係のあるキーワードに入札して広告を出すのです。また、それだけに限らず、ターゲット顧客が検索しそうなキーワードやキーフレーズ(複合キーワード)にもできるだけたくさん入札して広告を出します。

商品そのものの名前では数に限界があるので、そのジャンルに関係したキーワードや、類似商品に関するキーワードでも広告を出していきます。

更に、その商品を手にすることで悩みが解決する人は誰かを考えます。そして、彼らが悩み解決の為に検索で使っていそうなキーワードにも広告を出します。

分かりづらいので例をあげてみましょう。あなたが、「犬のしつけのノウハウ」を販売しているとします。PDFファイルにまとめた有料レポートが3種類。商品数、計3個です。

これでページ数を増やそうと思ったら大変な作業が予想されますが、PPC広告を使えば集客の為の「入り口(=ウェブページ)」を限りなく増やすことが可能なのです。

まず、「犬 しつけ」というキーワードは当然として、考えられる「犬の種類全て」と、「しつけ」の複合キーワードも全て購入します。つまり、「シェパード しつけ」とか、「柴犬 しつけ」といったキーワードで検索が行われた時に、あなたのショップの広告が表示されるようにするのです。

続いて、あなたの「犬のしつけノウハウ」を手にすることで、悩みが解決する人は誰かを考えてみましょう。きっと、「犬のしつけができなくて困っている人」が思いつくと思います。ここまでは単純ですよね(^^♪

では、その「犬のしつけができなくて困っている人」が、ネットで検索するであろうキーワードにはどのようなものがあるでしょうか。

「犬 調教師 値段」かもしれませんし、「犬 学校 費用」かもしれませんね。とにかく想像力を働かせて、思いつくままに白紙に書きまくりましょう!100個、200個は出して下さい~。難しいかもしれませんが、とにかく彼らの身になってひたすら書きまくるのです!

(もうお気づきかもしれませんが、これは、第一章に行ったエクササイズの繰り返しになります~)

このキーワードツールを使うと、類似するキーワードを調べることができるので、更にキーワードを増やしたいときに活用すると便利です。

さて、こうして数百のキーワードが集りました。あとは、このキーワード全てを使ってPPC広告を出すだけです。この作業が終われば、商品数が少ないショップであっても、キーワードの数だけインターネット上に「入り口(=ウェブページ)」を作ったことになるのです!

広告を出す際の注意点も軽く述べておきます。オーバーチュアに関しては、①広告費の支払いは銀行振り込みにして、②同時に予算の上限を設けない方がいいです。

まず、広告費をクレジットカードで支払うと、思った以上にクリックされてしまうことがある為、危険です。クレジットカードの利用明細書を見たら、「10万円もオーバーチュアから請求があった!」なんてこともありえるので、とても注意が必要なのです。

PPC広告は、クリックされる度に課金されるシステムなので、1クリック30円だとしたら1日に1000回クリックされただけで、一気に3万円が飛んでいってしまいます。

勿論、3万円の投資で3万円以上の利益があれば問題ないのですが、ビジネスを始めたばかりの段階ではきっと、3万円分のクリックがあったところで、殆ど売れないでしょう(T_T)。

何も売れないで3万円が泡と消えたら、悲しい。かなり悲しい。

あと、矛盾するようですが、予算の上限を設けないほうが良い理由は、1日の広告費を、例えば、5000円に設定した場合、広告の表示回数そのものが制限されてしまうので、思ったほどの集客ができなくなってしまうからなのです。

予算制限を外すことで最短周期で広告が表示されまくります。よって集客も短期間で出来るようになります。そして、先ほど述べたように支払いを銀行振り込みにしておけば、先に支払っておいた予算が底をつくと同時に広告は自動的に停止されるので安心です。

<オーバチュアに広告を出す際の注意点>

  1. 広告費の支払いは銀行振り込みにする
  2. 予算の上限を設けない方が良い

(このあたりの説明は、実際に広告を出しながら確認すると分かりやすいと思います。)

入札する金額ですが、とりあえず安い複合キーワードに絞って、競合が少ないキーワードを安く沢山買うことをお勧めします。目標は1000個とか2000個とか。別に3000個でもかまいませんし、1000個でも構わないのですが、とにかく「入り口(=ウェブページ)」を数多く作るという意味で言えば、多ければ多いほどいいでしょう。

この作業で、商品数が少なくてもインターネット上に沢山の「入り口(=ウェブページ)」を作ることができます。続いて、商品数が多い場合にPPC広告を効果的に使う方法をご紹介しましょう。

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