1:「売れる」ネットショップ名

これまでに「取り寄せマーケティング」の概念を学んでいただきました。フェデラルエックスプレスの例を思い出してください。今まで見えなかったものが、見え始めましたか?

え?まだよく見えないですって!!!(@_@)
そんな...私は悲しいです(T_T)
悲しくて、もうやる気が...

と言うのは嘘で、実践し始めるまでは100%理解するのは難しいんですよ。今日までに大体の形がつかめていればOKです。スポーツで言えば、ルールを学んで準備体操をしたところです。今からいよいよ楽しくなりますよ!

ではでは、この章で取り組むお題を発表します。

「ショップ名を決めて、ドメイン名を獲得しよう!」

そうです。いよいよなのです!いよいよ、今後あなたの長~い付き合いになるショップの名前とドメイン名を決める時が来たのです。

成功するネットショップの条件として、まず需要があること、そして、情熱を感じられる分野を選ぶことが重要だと学びました。更に、適切な業者を見つけることや、「取り寄せマーケティング」の概念を理解し、そして実践する勇気を持つことが、非常に重要であるとお話してきました。

今回の適切な「ショップ名」と「ドメイン名」を選ぶことも、それらと同じくらい重要ですよ。詳しいことは今から説明します。では行ってみましょう!

ネットショップ名を決める際に、思いつきで、「よっしゃぁ~、俺の名前を取って『小太郎の店』にするぜ!!!」などと勢いで決めては絶対ダメですよ。気をつけなければならないポイントがあるんです。それは、

ショップ名には、あなたのお客さんが検索するキーワードを含める

例えば、あなたは、産地直送の「りんごのオンラインショップ」を運営しているとします。あなたのお客さんが検索に使いそうなキーワードを一生懸命考えます。

(ここまでが復習です)

そして、そのキーワードの中で、「りんご 通販」という複合キーワードがショップ名に使えそうなので、色々考えてみることにしました...そして思いついたのが、

  • りんご通販タウン
  • りんご通販広場
  • りんご通販本舗
  • りんご通販センター

といったショップ名です。

他の例も挙げてみましょう。あなたがオンラインショップで、ヨーロッパのジャズCDやDVDなどを扱っているとします。

ターゲット顧客(ヨーロッパのジャズCDなどを探している人)が使いそうなキーワードとして、「ヨーロッパ ジャズバンド」が思いついたので、それを含めてショップ名を考えると...

  • ヨーロッパジャズバンド研究所
  • ヨーロッパジャズバンド探検隊
  • ヨーロッパジャズバンド入門
  • ヨーロッパジャズバンド調査隊

などが思いつきました。こんな感じで、以前一生懸命考えたキーワードやキーフレーズの中から、ショップ名に使えそうなものを選んで、ショップ名に仕立てるんです。例を見ても分かるとおり、多少無理やり感があってもOKですよ。理由は今から分かります...

既にショップを運営し始めている場合は、突然名前を変えるわけにはいかないかもしれません。その場合は、妥協策として、

りんご通販専門の長野屋果樹園
(既に、「長野屋果樹園」として運営している場合)

ヨーロッパジャズバンド専門店 ユーロ 
(既に、「ユーロ」として運営している場合)

といった風に、「●●●専門店~」とか、「●●●の~」といった風にショップ名にキーワードを追加しましょう。ただ、これはあくまで妥協策ですよ。まだ名前が決まっていないのに、最初から「●●●専門店」とか「●●●の~」といった名前をつけないで下さいね。

では、ショップ名に「狙い目キーワード」を含めると、なぜ集客に有利になるのかを説明しましょう。例えば、誰かが自分のホームページに、こんな風にあなたのショップを紹介してくれたとします。

りんごを買うなら、りんご通販広場をオススメしま~す♪ 担当者の方の対応がとっても丁寧です。今のところ100発100中で蜜入りでした(^-^)/

ご覧の通り、青字で下線がついた部分があなたのショップへのリンクになっているのですが、実はこの部分...検索エンジン(Yahoo!やGooogle)がとっても重要視する部分なんです。

詳しく説明すると長い話になってしまうので簡単に言いますが、りんご通販広場という形でリンクを貼ってくれる人が増えれば増えるほど、検索エンジンからあなたのショップに訪れるお客さんの数が増えるんです!これが、もし、

わたしの友達のお店です。美味しいりんごを売っているので利用してみて下さい。」

というようなリンクの貼られ方をしてしまうと、せっかくのメリットがなくなってしまうので注意が必要です。

論より証拠です。面白い例をご覧いただきましょう。

Yahoo!で、「出口」と検索すると...

Yahoo!で、「出口」と検索した結果
Yahoo!で、「出口」と検索した結果

なんと、トップにはYahoo!が表示されます。 
次にYahoo!で、「ここ」と検索すると...

Yahoo!で、「ここ」と検索した結果
Yahoo!で、「ここ」と検索した結果

トップにはmixiが表示されます。

不思議ですよね?!まず「出口」ですが、ネット上に沢山あるアダルトサイトが、

「18歳未満の方はコチラから去って下さい ⇒ 出口

といったように、「出口」というキーワードでYahoo!にリンクを貼っていることが原因だと言われています。(※出口をクリックすると、Yahoo!に飛ぶということです。)

たくさんのサイトが「出口」と書いて、あなたのショップにリンクを貼れば、きっと同じように「出口」と検索した際にあなたのサイトが表示されるでしょう...

ですが、「出口」で検索する人に発見して欲しいんじゃなくて、「りんご 通販」というキーワードで検索した人に発見して欲しいんですから、これじゃ意味ありません。

ですから、「出口」の代わりに、「りんご通販」というキーワードでリンクを貼ってもらえるように、ショップ名を無理やり(?!)「りんご通販広場」にする必要があるというわけです。

「ここ」というキーワードに関しても同じです。たくさんのサイトが、「ここ」という形で、mixiにリンクを貼っているのでしょう。「ここ」というキーワードで検索すると検索結果のトップにmixiが表示されています(^^♪。

その他にも、ディズニーランドやアップルのダウンロードページなども表示されていますが、全て「ここです」とか「ここからダウンロードできます」といったようなリンクの貼られ方をした結果です。

これも先ほどと同じく、あなたのお客さんが、「りんごを買いたいなぁ~」と言いながら、「ここ」というキーワードを検索窓に入れて検索をしているのなら良いのですが、実際には「りんご 通販」といったキーワードを検索窓に入れて検索をするわけですよね?!

だったら、「りんご 通販」というキーワードでリンクを貼ってもらわないと意味が無いわけです。だからこそ!ショップ名に無理やりキーワードを詰め込んで、「りんご通販広場」とする必要がある訳です(^^♪

もし、ショップ名が既に決まっていて、やむを得ず「りんご通販の長野屋果樹園」とする場合は、リンクを貼ってくれる人に「長野屋果樹園」ではなく、「りんご通販の長野屋果樹園」という形でリンクしてくれるようにお願いしましょう!

やはりベストなのは、先ほどの例のように、ショップ名そのものに「狙い目キーワード」を含める形です。なぜなら、いつもリンクを貼ってくれる人に直接お願いできるわけではないからです。時には「ここ」という形でリンクを貼られてしまうこともあるでしょうし、「オススメのショップ」とリンクされることもあるでしょう。

<コラム>
私自身、「メタルTシャツ専門店GET-METAL」という名前のネットショップを運営していたことがありますが...当時、今お話した内容を私は知らなかったんです(T_T)。

やっぱりお客さんが貼ってくれたリンクは「GET-METAL」という部分が多かったです。これだと「狙い目キーワード」の「メタルTシャツ 通販」が全く入っていないので、非常に勿体なかったです。

今ならきっと、「メタルTシャツ通販センター」といった、直球の名前にするでしょう~

まあそれは仕方ないです。仕方ないのですが、少しでもお客さんにショップを見つけてもらう確率を高めるためには、無理やりでもショップ名には「狙い目キーワード」を含めるようにしてください。

繰り返しますが、今からショップ名を決めるのに、「●●専門店~」とか「●●の~」というショップ名にはしないでくださいね。

では、実際にあなたのショップ名を決めちゃいましょう!具体的には下記の2ステップを踏みながら最適な名前を見つけることになります。

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